【インタビュー】LOCAL TO LOCAL株式会社・張 子萱さん「地域の魅力を最大限に引き出し、持続可能な地域社会の実現に向けて」
「台湾のサーキュラーデザイン」をテーマにしたさくらWORKS<関内>主催イベントでも登壇し、日台連携型地域づくりをテーマに、熊本県人吉市を拠点に活動している張 子萱さん。
2024年12月にLOCAL TO LOCAL株式会社(以下LOCAL TO LOCAL)を設立後、今年4月には人吉市との包括連携協定を締結し、台湾、熊本、そして横浜と多拠点で活動してきました。
台湾と横浜をつなぐ企画展なども行い、さくらWORKS<関内>にもつながりのある張さんにお話をうかがいました。
地域の発展に貢献することを目指して
張子萱さん含め、地域創生や地方創生に強い関心を持つメンバー4人で設立したLOCAL TO LOCAL。デザイン会社の経営者や地域創生を専門にするメンバーが、それぞれの専門分野の知識と経験を活かして活動しています。
2024年4月26日には、人吉市との包括連携協定を締結しました。
各地域の人たちが交流して相互に学び合うことで、地域創生や地域社会の活性化を目指しています。
事業を通して感じるやりがい
人吉市の60代半ば位の方が台湾の言葉を勉強したいと言ってくれたり、台湾に興味を持ってくれた時にやりがいを感じると張さんは語ります。
人吉の保育園の70代の園長先生からは、台湾旅行で幼児教育関連の方と交流したいというコーディネイトの依頼もあったそうです。
「思わぬ展開がおもしろいと思う。ゆっくりだけど成果が出てくるのはうれしい」と張さんは言います。
好きな言葉は「一期一会」
LOCAL TO LOCALで活動をはじめたこの1年間、精神的にも成長したと思うと張さん。
多くの新しい出会いやポジティブな目標を持つ人々との交流を通じて、刺激を受けてきたと言います。
好きな言葉は「一期一会」と張さん。一度の出会いを大切にし、出会いを活かす姿勢が、張さんの活動や仕事にも表れています。
さくらWORKS<関内>については、アットホームな感じや、ソーシャル、地域づくり、グローバルなどのテーマでイベントを開催していて自分の関心がある領域の良いネットワークがあることを挙げてくれました。
たった1回の人生、やりたいことをやっている人と出会うと自分の励みにもなると張さんは言います。
人吉市では、空き家のリノベーション活用や地域の特性を活かしたプロジェクトに取り組み、地域経済の活性化を図っています。
今後の展望としては、アーティストレジデンスの募集や地域の魅力を世界に発信するプロジェクトの推進があるそう。
2020年7月の熊本豪雨の被害、各地域の高齢少子化や人口減少などの課題を解決するために、台湾と日本の連携を深め、地域課題を共に解決していきたいと語ります。
今年の8月末には台湾の3つの大学と人吉市、LOCAL TO LOCALで連携協定を結びました。台湾の大学生が人吉市に来て活動する計画もあるそうです。
台湾と日本の人事的交流を推進し、両国の人材が交流し、相互に学び合うことで、地域の発展に新たな活力をもたらすことを目指しています。
地域の魅力を最大限に引き出し、持続可能な地域社会の実現に向けて、張さんたちの挑戦は続きます。
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