8月15日のさくらWORKS<関内>ではラボ図書環オーサートークvol.38「ローカルメディアのつくりかた」著者・影山裕樹さんに聞く〜ローカルメディアというフロンティアへが開催されました。
「ローカルメディアのつくりかた:人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通」を学芸出版社から出版した影山裕樹さんをお招きしたトークを開催しました。
『ラボ図書環オーサートーク』とは、さくらWORKS<関内>内のみんなでつくる本棚「ラボ図書環」が企画する本の著者や編集者などをお招きする公開トークシリーズです。
「ローカルメディアのつくりかた」内容紹介
地域はローカルメディアの実験場だ。お年寄りが毎月楽しみに待つ『みやぎシルバーネット』、福岡にある宅老所の面白雑誌『ヨレヨレ』、食材付き情報誌『食べる通信』他、その地に最適なかたちを編み出し根づいてきた各地の試みを、3つの視点「観察力×コミュニケーション力」「本・雑誌の新しいかたち×届けかた」「地域の人×よそ者」で紹介する。
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1362-7.htm
目次
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/5508/contents.htm
▽影山裕樹(かげやま・ゆうき)
1982年生まれ。編集者、プランニング・エディター。「スタジオボイス」、フィルムアート社編集部などを経て独立。アート /カルチャー書のプロデュース・編集、ウェブサイトや広報誌の編集のほか、各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者/ディレクターとして関わる。著書に 『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)、『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)。「NPO法人 芸術公社」メンバー。「マガジン航」にて「ローカルメディアというフロンティアへ」を連載中。
▽仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年生まれ。編集者、文筆家。「シティロード」「ワイアード日本版(1994年創刊の第一期)」「季刊・本とコンピュータ」など の編集部を経て、2009年にボイジャーと「本と出版の未来」を取材し報告するウェブ雑誌「マガジン航」を創刊。2015年より編集発行人となる。著書『再起動せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン社)、共編著『ブックビジネス2.0』(実業之日本社)、『編集進化論』(フィルムアート社)ほか。
▽岡本真(おかもと・まこと)
ヤフー株式会社でのYahoo!知恵袋の立ち上げ等を経て、1998年に創刊したメールマガジンACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)(週刊/5000部)を母体に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社を設立。「学問を生かす社会へ」をビジョンに掲げ、文化施設の整備に関わりつつ、ウェブ業界を中心とした産官学連携に従事。著書に『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社、2014年)、『これからホームページをつくる研究者のために』(築地書館、2006年)、『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』(講談社現代新書、2012年)、共編著に『ブックビジネス2.0』(実業之日本社、2010年)ほか。
▽杉浦裕樹(すぎうら・ひろき)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事、ヨコハマ経済新聞編集長。 学習院大学理学部を卒業後、音楽・ダンス・演劇やイベントの舞台監督を務める。2003年にICTを活用してまちづくりに取り組むNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボを設立し、2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を創刊。2011年にシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」、 2013年に市民ものづくり工房「ファブラボ関内」、2014年にメディア・データ可視化・スキルマッチング・クラウドファンディング機能を備える参加型 WEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」の運営を始めた。
【関連情報】
◎ローカルメディアで〈地域〉を変える【第2回】
テーマ:「メディアが地域にビジネスを産み出す」
「マガジン航」による、ローカルメディアに積極的にかかわる人を支援・育成する連続セミナー「ローカルメディアで〈地域〉を変える」で、江守敦史さん(一般社団法人日本食べる通信リーグ ゼネラルマネージャー)と杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事、「ヨコハマ経済新聞」編集長)が講師を務めます。
セミナーの企画・コーディネートは、影山裕樹さんと仲俣暁生さんで、当日はモデレーターを務めます。
http://peatix.com/event/187998/view