【イベントレポート】ラボ図書環オーサートークVol.37「福島第一原発廃炉図鑑〜編者の開沼博さんに聞く〜廃炉独立調査プロジェクト」7月14日開催
7月14日のさくらWORKS<関内>では、ラボ図書環オーサートークVol.37「福島第一原発廃炉図鑑〜編者の開沼博さんに聞く〜廃炉独立調査プロジェクト」が開催されました。
2011年3月に起きた東日本大震災による津波によって起きた東京電力福島第一原子力発電所=通称1F=の事故。
2016年6月に太田出版から刊行された「福島第一原発廃炉図鑑」は事故を取り上げた書籍です。
2011年3月11日以前から、社会学者として故郷・福島県の原子力発電所と地域のあり方を調査研究し、震災以降はリアルな福島の情報発信を続けてきた開沼博さんが編者となり、漫画「いちえふ〜福島第一原子力発電所労働記」の作者・竜田一人さん、元東京電力社員で、原発事故被災地域の次世代に託せる復興支援をミッションとする一般社団法人 「AFW」の 代表理事・吉川彰浩さんの3人の民間人が2015年-2016年時点、事故から5年目の福島第1原発の現状を紹介しています。
今回のオーサートークでは、この本を企画した意図・福島第1原発の「廃炉」プロセスにおいて、恩恵を被ってきた首都圏の人間としてできることなどについて、開沼さんのお話をうかがうとともに、現在、クラウドファンディングで資金調達中の民間・独立の調査研究プロジェクトについても触れていただきました。
▽「福島第一原発のいまを調査して世界に伝えたい! 世界初、民間・独立の調査研究プロジェクトがその実態を記録し発信する」
https://motion-gallery.net/projects/1Fhairo
2016.10/18追記
本イベントの様子がシノドスにて公開されました。
福島第一原発の廃炉はどうなっているのか? 開沼博×粥川準二×吉川彰浩『福島第一原発廃炉図鑑』出版記念トークイベント