ネパリ・バザーロ 土屋春代さんを招いて〜「地域を知る」「エシカルを知る」ソーシャルな消費者養成講座 第2回
【2016年度 横浜市経済局 消費生活協働促進事業
「地域を知る」「エシカルを知る」ソーシャルな消費者養成講座】
日々の暮らしの中で、社会や環境に配慮しようとする考えや、その考えを取り入れた商品を「エシカル」といいます。「エシカル」とは「倫理」のことです。
自分の使うものが、どのような方法で、誰によって作られているのか知ったうえで選びたい。日常のなかで、「エシカルなモノ選び」をしていきたい、という方が増えています。
横浜市内の各種団体との協働で、食育・地産地消、環境保全、リサイクル、フェアトレードなどをテーマにした、講座やセミナーを実施します。座学の他に、畑やリサイクル施設の見学なども実施いたします。「体験しながら、おいしく・楽しんで学べる」全5回の講座シリーズです。
☆第2回講座概要
横浜市内で、ネパールの人々が手織りした洋服や、無農薬有機栽培のコーヒーなどを販売するショップ「ベルダ」を運営する「ネパリ・バザーロ」(横浜市栄区)。就業機会を得ることが難しい人々の経済的自立を目指し、フェアトレードを通して、生産者と消費者との橋渡しをしています。その活動や支援の現在について代表の土屋春代さんにお話をおうかがいします。
【土屋春代さんプロフィール】
ネパールの子どもたちの厳しい状況を知り教育支援活動を始める。同国の深刻な貧困問題に直面し「仕事の機会創出」も必要と感じ、1992年ネパリ・バザーロを設立し貿易を開始し、以後、デザインの妥協をせず、高品質の衣料品を作る技術を現地に伝えつつ、安全な食品などを届ける仕事を続けている。
2011年3月の東日本大震災後は、それまでの雇用開発の経験を生かした支援を東北被災各地で展開。椿油、コスメ、ワインなど、その土地にある素材を活かした製品を開発し、それら製品をつくる人たちと被災地外の人たちとをつなぎ、観光による交流人口増加と地域復興を目指す。2015年4月のネパール大地震の復興支援では、ネパール現地との長年に亘り培った信頼関係、情報収集力を駆使し着実な支援を展開中。
http://nbazaro.org/
▽開催概要
日時:9月29日(木) 19時〜21時(開場:18時30分)
会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61)
参加費:500円 学生無料
主催:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
問合せ先:電話 045-664-9009 FAX 020-4666-6061
▽お申込み方法
このfacebookページで「参加する」を押して頂くか、「9/29消費者養成講座参加希望」のタイトルにて、下の項目を記載して、「info@yokohamalab.jp」までご連絡ください。
・お名前、メールアドレス、参加をご希望される回(通しでのお申込みも可能です)
https://www.facebook.com/events/1786882431536673/
▽エシカルとは
人や社会、環境に配慮しようとする考え方やそのような商品、サービスを選ぼうとする行動のことを言います。
▽本講座の紹介
本講座は、「消費者市民社会の実現」に向けた市民向け講座です。消費者市民社会とは、消費者一人ひとりが人や環境に配慮した消費行動を積極的に行う社会のことを言います。例えば、日常生活で購入する商品が、どこで、どのように作られているかを考えて選択することがその一つです。講座の企画・運営は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが、横浜市経済局と、横浜市市民協働条例にもとづく協働契約書を定めて実施しています。
▽ソーシャルな消費者養成講座の全体構成
☆第1回:よこはま家庭ごみ事情〜わたしたちのごみから「消費」を考える
日時:9月13日(火) 19時〜21時 会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区)
「食品ロス」について、処分・活用に携わる企業担当者、環境問題に意識を持った若者を育てる活動を展開する一般社団法人、「リデュース・リユース・リサイクル」を進める横浜市の3つのセクターの方々にお集まりいただき、それぞれの立場から「市民にできること」を探っていきます。
https://www.facebook.com/events/1645739462405815/
☆第2回:ネパリ・バザーロ 土屋春代さんを招いて
日時:9月29日(木) 19時〜21時 会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区)
横浜市内で、ネパールの人々が手織りした洋服や、無農薬有機栽培のコーヒーなどを販売するショップ「ベルダ」を運営する「ネパリ・バザーロ」の活動や支援の現在について代表の土屋春代さんにお話をおうかがいします。
https://www.facebook.com/events/1786882431536673/
☆第3回:野菜直売所「フレスコ」&苅部さんの畑で地産地消を考える
日時:10月24日(月)14時〜 会場:野菜直売所「フレスコ」&苅部さんの畑(横浜市保土ケ谷区)
会議室から、畑に飛び出し、実際に野菜が育てられている現場を見学しながら、横浜の農業や地産地消の価値について学びます。新鮮でおいしい横浜野菜のお土産付!
https://www.facebook.com/events/848415798622671/
☆第4回:鶴見資源化センターでリサイクルの現場を知る
日時:10月28日(金)13時〜 会場:鶴見資源化センター(横浜市鶴見区)
ペットボトルや缶などのごみが、回収されたあと、どのようにリサイクルできる状態に処理されていくのか、現地でたしかめます。自分の身近なものが変化していく様子を見学しながら、環境への気づき・学びを得られます。
https://www.facebook.com/events/293885204316667/
☆第5回:横浜の野菜を食べる意義と楽しみ〜市場で地産地消を考える(仮題)(調整中)
日時:11月中旬 会場:横浜市中央卸売市場(横浜市神奈川区)
藤岡食品の藤岡輝好さん(はまふうどコンシェルジェ)を講師に、横浜で生産される野菜の種類や生産量、生産者の思いなどを「野菜のプロ」の目を通して語っていただきます。
☆全体フォーラム:公開フォーラム「倫理的消費について考える」(仮題)(調整中)
日時:2017年1月 会場:未定
より良い社会に向けて、人や社会・環境に配慮した倫理的消費への関心が高まっています。消費行動の変化の実情や、日本の経済社会の高品質化をもたらす大きな可能性を秘めている倫理的消費を広めていくために横浜で市民や、事業者、NPO、行政が連携して始められることについてディスカッションします。