ソーシャルな消費者養成講座 第1回セミナー よこはま家庭ごみ事情〜わたしたちのごみから「消費」を考える

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【2016年度横浜市経済局 消費生活協働促進事業/「地域を知る」、「エシカルを知る」ソーシャルな消費者養成講座】

日々の暮らしの中で、社会や環境に配慮しようとする考えや、その考えを取り入れた商品を「エシカル」といいます。「エシカル」とは「倫理」のことです。
自分の使うものが、どのような方法で、誰によって作られているのか知ったうえで選びたい。日常のなかで、「エシカルなモノ選び」をしていきたい、という方が増えています。

横浜市内の各種団体との協働で、食育・地産地消、環境保全、リサイクル、フェアトレードなどをテーマにした、講座やセミナーを実施します。座学の他に、畑やリサイクル施設の見学なども実施いたします。「体験しながら、おいしく・楽しんで学べる」講座です。

今回は、豊かな食を楽しむ私たち自身の暮らしが生み出してしまう「食品ロス」について、現場でその処分・活用に携わる企業担当者・環境問題に意識を持った若者を育てる活動を展開する一般社団法人・政策として「リデュース・リユース・リサイクル」を進める横浜市の3つのセクターの方々にお集まりいただき、それぞれの立場から「市民にできること」を探っていきます。

☆第1回
【よこはま家庭ごみ事情〜わたしたちのごみから「消費」を考える】
消費者庁の発表(2015年6月) によると、国全体の食品ロス発生量の推計値は約642万トンとされています(2012年推計値)。内訳は事業系331万トン、家庭系312万トンです。

今回の講座では家庭から排出される「食品ロス」の現状を、市内で廃棄物処理に携わり、リサイクルを進めている「横浜環境保全」(横浜市中区)代表の高橋義和さんにお話いただきます。さらに、私たち自身が食品ロスを減らすために、参考になる試みについても学べる内容を予定しています。

▽ゲスト
1)横浜環境保全株式会社代表取締役・高橋義和さん
https://www.y-kankyo.co.jp/company/message.html
★髙橋義和さんプロフィール★
1974年横浜生まれ。2011年、横浜環境保全(株)代表取締役に就任(1972年に、横浜市一般廃棄物収集運搬処分業許可第1号を取得した同社の6代目代表になります)。現在は「未来そして子供たちのために環境保全事業を通して地域社会に最も貢献する」という企業ミッションのもと、横浜市の一般廃棄物を中心に廃棄物処理・リサイクルに携わっています。また、会社の目指すべき将来像として「2020年ビジョン」を展開、それに基づき中期経営計画“プロジェクトA”を展開中。

2)横浜市資源循環局総務部3R推進課長・河村義秀さん
http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/
横浜市では、3Rでさらなるごみ減量と脱温暖化に取り組み、子どもたちが将来に「夢」を持つことができるまち・横浜の実現を目指しています。3Rとは、ごみを減らすための環境行動を表すキーワードです。
リデュース(Reduce) :ごみそのものを減らす
リユース(Reuse) :何回も繰り返し使う
リサイクル(Recycle) :分別して再び資源として利用する

3)かんきょうデザインプロジェクト代表・武松昭男さん
http://kankyo-design.org/
★武松昭男さんプロフィール★
1962年横浜生まれ。観光ホテルのフロント業務に3年間従事した後、18年間に亘り、横浜のごみの収集、リサイクル業に携わりながら、法律が成立するプロセスや地域連携を学ぶため、議員スタッフとしても働く。2007年に武松事業デザイン工房株式会社、2010年に現在の(一社)かんきょうデザインプロジェクトにつながる任意団体を立ち上げ、「環境を考えるということは次の人のことを考える力をつけること」を理念とし、廃棄物やリサイクルに関する講演、環境啓発活動を行っている。

▽進行
宮島真希子(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 理事)

▽開催概要
日時:9月13日(火) 19時〜21時(開場:18時30分)
会場:さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61)
参加費:一般300円(学生無料)
主催:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
問合せ先:電話045-664-9009 FAX020-4666-6061

▽タイムスケジュール(予定)
★セミナー開会・あいさつ
・「エシカルについて」
★プレゼンテーション
・高橋義和さん 「現場・企業の取り組み」
・河村義秀さん 「横浜市の3R政策と市民ができること
・武松昭男さん 「環境問題とつながり」
★気づきの共有 ミニワーク
★できること宣言

▽お申込み方法
Facebookイベントページで「参加する」を押して、申し込んで下さい。
もしくは、「消費者養成講座参加希望」を件名に入れ、下の項目を記載して「info@yokohamalab.jp」までご連絡ください。
・お名前、メールアドレス、参加をご希望される回(通しでのお申込みも可能です)
https://www.facebook.com/events/1645739462405815/

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▽エシカルとは
人や社会、環境に配慮しようとする考え方やそのような商品、サービスを選ぼうとする行動のことを言います。

▽本講座の紹介
本講座は、「消費者市民社会の実現」に向けた市民向け講座です。消費者市民社会とは、消費者一人ひとりが人や環境に配慮した消費行動を積極的に行う社会のことを言います。例えば、日常生活で購入する商品が、どこで、どのように作られているかを考えて選択することがその一つです。講座の企画・運営は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが、横浜市経済局より委託を受けて実施しています。

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▽今後の講座予定
☆第2回:9月29日(木) 19時〜21時 会場:さくらWORKS<関内> 参加費:500円
横浜市内で、ネパールの人々が手織りした洋服や、無農薬有機栽培のコーヒーなどを販売するショップ「ベルダ」を運営する「ネパリ・バザーロ」(横浜市栄区)。就業機会を得ることが難しい人々の経済的自立を目指し、フェアトレードを通して、生産者と消費者との橋渡しをしています。その活動や支援の現在について代表の土屋春代さんにお話をおうかがいします。

☆第3回:9月末〜10月実施予定 @ 横浜市内の畑 参加費:1000円
会議室から、畑に飛び出し、実際に野菜が育てられている現場を見学しながら、横浜の農業や地産地消の価値について学びます。新鮮でおいしい横浜野菜のお土産付!

☆第4回:11月実施予定 @ 横浜市内のリサイクル施設 参加費:1000円
ペットボトルや缶などのごみが、回収されたあと、どのようにリサイクルできる状態に処理されていくのか、現地でたしかめます。自分の身近なものが変化していく様子を見学しながら、環境への気づき・学びを得られます。

そのほか、2017年1月(予定)に全体フォーラムを開催します。