【終了しました】ラボ図書環オーサートークVol29: 季刊横濱「70年目の夏 市民が語り継ぐ戦争体験」を読む〜戦争の記録を地域の記憶につなぐ
太平洋戦争に日本が敗れ、戦争が終結してから今年(2015年)で70周年を迎えます。
横浜でも、市街地約17.8平方キロメートルが焼失し、約1万人を越える死者・行方不明者を出す大きな被害が出た横浜大空襲(1945年5月29日火曜日)をはじめ、市民の暮らしは大きな犠牲を強いられました。
当時をリアルに知る人たちはみな70歳を越える年齢となり、私たちが、直接戦時中の記憶を語る方の言葉を聞ける時間は、年々残り少なくなっています。
そうしたまちの「記憶」を次の世代に受け渡していくために、「記録」を作り、編集していくことはとても重要です。
横浜コミュニティデザイン・ラボ図書環オーサートークVol.29では、「季刊横濱」編集長で、7月に第49号「70年目の夏ー市民が語り継ぐ戦争体験—」を発刊したばかりの佐藤彰芳さんと、北海道・夕張市などをフィールドに地域アーカイブを研究し、今回の特集にも寄稿した東海大学文学部広報メディア学科教授の水島久光さんを招き、「戦争の記憶」を紡ぎ、記録する者の姿勢・伝える意味について語り合います。
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「季刊横濱」最新号紹介文を引用
http://www.kanagawa-np.com/yokohama/latest.html
2015(平成27)年の今年、あの戦争が終わって70年目の夏を迎えました。
戦後生まれの人が大半を占める現在、多くの苦難をともなった戦争の記憶は薄れつつあります。
今回は市民の方々の体験談を募集するとともに多くの方に聞き取りを行いました。
その聞き取りには横浜市内の学生にも参加してもらいました。
現在差し迫っている課題は、「あの戦争体験」を次の世代にどのように引き継いでいくことができるか、です。
今後も戦争体験を語り継ぐことが大切です。
▽ゲスト
ゲスト:季刊「横濱」編集長 佐藤彰芳さん、東海大学教授 水島久光さんほか(調整中)
<実施概要>
日時:2015年8月10日(月) 19:00 – 21:30
会場:さくらWORKS<関内>
参加費:1,000円(調整中)
申込み:このページで「参加する」を押して頂くか、メール info@yokohamalab.jp まで「8/10 オーサートーク参加希望」と件名に記載してお送りください。
<オーサートークについて>
NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が運営するシェアスペース「さくらWORKS<関内>」内のみんなでつくる本棚「ラボ図書環」が企画する本の著者や編集者などをお招きする公開トークシリーズ。
・開催実績(vol.1~vo.28)
https://www.facebook.com/notes/横浜コミュニティデザインラボ/ラボ図書環オーサートークについて/659001307465801