4/10 ラボ図書環オーサートークvol.58 「明日はどこまで行こうか-ペダルで越えたユーラシア」 著者 金泰俊さんを迎えて
1年3カ月・2万キロ、ペダルをこぎ続けた自転車旅で見つけたものは…
在日3世として生まれ、自分の人生を覆う見えない霧を振り払うために、「上海からポルトガルのロカ岬まで自転車で行く」という途方もない決断をして、ペダルをこぎ続けた金泰俊(キム・テジュン)さんの旅の記録
2026年4月10日 夜、さくらWORKS<関内>で金泰俊さんの著書『明日はどこまで行こうか ―ペダルで越えたユーラシア―』をご紹介するミニイベントを開催します。著者ご自身を迎えて少人数で語り合うほんわかしたオーサートークです。
2011年4月、金さんは相棒の自転車とともに日本を発ちました。 30歳で挑戦したのは、ユーラシア大陸をガイドブックもパソコンも持たず、極寒や猛暑の中をひたすら走り、たどり着いた街で地図を求め次の街へと向かう過酷な旅でした。
何のために?
余計な自分を剥ぎ、己と向き合うためにひたすら2本の足で走り続けた1年3カ月、様々な土地での人とのふれあい、そのなかで見つめた自分のこと…。「旅行記」という枠を超え、在日3世としてのアイデンティティや、様々な出会いの中での自己との対話もテーマになっている臨場感あふれる旅の記録について、貴重な写真とともに、お話を伺います。
ファシリテーター:王遠偉(ワン・ユェン・ウェイ)さん(信愛塾事務局次長)
進行:村岡福蔵さん
https://yokohamalab.jp/archives/19165
コメンテーター杉浦裕樹より
在日3世として横浜に生まれ、「見えない霧」を振り払うために上海からポルトガル・ロカ岬まで2万キロをペダルで越えた金泰俊さん。
その旅の記録は、単なる冒険譚ではなく、アイデンティティと向き合い続けた、きわめて個人的な問いの記録でもあります。
横浜コミュニティデザイン・ラボでは、「人権・DE&I(多様性・公正・包摂)」の取り組みを、派手ではなくとも地道に続けてきました。「在日」であること、異文化の境界を越えること、自分が何者かを問い直すこと——金さんの旅と著書には、私たちがこのまちで大切にしてきたテーマが、すべて詰まっていると感じています。
コメンテーターとして、そのあたりのことも率直に金さんに聞いてみたいと思っています。まちで活動する人、自分のルーツと向き合っている人、「いつか」を先送りにしている人に、ぜひ来ていただきたいトークです。
この本をまだ読んでいない方も大歓迎。仕事帰りにふらっとお越しください。
◇開催概要
日時:4月10日(金)18:30〜20:30
会場:さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F (※会場は<さくらWORKS>です。お向かいの泰生ポーチではありませんのでご注意ください)
ゲスト:金泰俊さん
紹介本:『明日はどこまで行こうか ―ペダルで越えたユーラシア―』信愛塾文庫第6集 1,500円(当日販売あり)
参加費:500円(ドリンク付)
◇オーサープロフィール
金 泰俊(きむ・てじゅん)
1983年神奈川県横浜市生まれ。小学生時代に信愛塾との出会いがありました。2011年4月、30歳を前に「日本を離れ、上海からポルトガルのロカ岬まで自転車で行こう」と決意し、信愛塾の仲間に見送られ、13カ月をかけてユーラシア大陸2万キロ超をペダルで走破しました。『明日はどこまで行こうか ―ペダルで越えたユーラシア―』は、自身の子どもへの「ギフト」として手作り文庫本から始まりました。
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