【イベントレポート】【設計編】自治会運営に役立つツールを開発しよう!Code for YOKOHAMA Civic Hack Night vol.10

人口約370万人。日本最大の地方都市横浜。

みなとみらいなどの高層ビル群のすぐ裏に広がる、住宅地にさまざまな年齢・国籍の人たちが住んでいます。そんな「都市」と「住まい」が一体となったこの街の自治会を、ITの力でよりさまざまな人が関わる、賑わいのあるものにする会議が行なわれました。
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このイベントを主催するCode for YOKOHAMAでは、ICTを活用して自治会運営に役立つ仕組みを構築するプロジェクトを進めています。完成した仕組みは実際の自治会運営の現場に導入し、有効性を実証する予定です。

 

この日の参加者は13人。横浜市のオープンデータ化を進めるエンジニアさんから、市の議員さんといった「横浜市を住みよくする仕事」に関わる人から、「町内の祭で、盆踊りやめようって言ったら先輩たちにめっちゃ怒られた」と悩む自治会の若手まで。まさに、「横浜に生きる人たち」がTechnologyと街場の感覚をつなぎあわせて、ICTをつかって市民に役に立つ仕組みを考えました。

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この日は、前回市役所職員の方から受けた自治体に関する意識調査の結果を受けて、自治体の課題をあぶり出し、実際にどんなツールを作りたいかアイディアを出しあいました。

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道が壊れている写真を共有し、自治体に修理を依頼できるサービスをすでに作っている方も参加されました。

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「デジタルサイネージを活用したい」、「町内会の掲示板をもっと多くの人から見てもらえるツールがほしい」、「回覧板のお知らせを、分かりやすい形で作る知恵を引き継いでいけるようにしたい」。など、さまざまなアイディアが出てきました。

 

Code for YOKOHAMAでは、今年実際にサービスをローンチすることを目的に、設計に取り組んでいきます。

次回からは、自治体への調査を進めながら、コードを設計していく、調査&システム構築を同時に進めていく段階に入っていくとのことです。

 

次のミーティングは6月中にまた開催する予定です。

ぜひご参加ください。

 

Code for YOKOHAMA