【終了しました】【ファブラボ関内/横浜コミュニティデザイン・ラボ主催】ファブラボ世界会議FAB10@バルセロナに向けて〜FabLab Barcelonaのトーマス氏を招いて

バルセロナから来日中のトーマス・ディエズ氏(FabLab Barcelona)を迎え、昨年8月にFAB9(第9回 世界ファブラボ会議)を開催した横浜で、FAB9後のファブをめぐる動きを共有。FAB10の開催内容をトーマス氏にお話しして頂き、ファブラボ関内のディレクターや慶応SFCの田中浩也さんらと共に、今後の横浜とバルセロナにおけるプロジェクト連携などについて考えます。

<内容>
◎あいさつ:開催趣旨説明
・国内のファブをめぐる動き

◎話題提供1:FAB9後の横浜の展開
・Social Fabrication Center横浜(Super FabLab)
・ファブラボ関内
・「FabCity横浜の可能性を描く」セッション

◎話題提供2:FAB10に向けてのバルセロナの展開
・トーマス・ディエズ氏に聞く FAB10の展望
2014年7月2日〜8日にスペインのバルセロナで開催予定のファブラボ関係者による「世界ファブラボ会議」について
・ファブラボ バルセロナの取り組みについて

◎横浜とバルセロナの連携に向けて
・スマートシチズン プロジェクトについて
・横浜における環境未来都市推進事業について
・オープンディスカッション
【現在、調整中につき、内容が変更になる場合があります

<ゲストプロフィール>
▽トーマス・ディエズ氏 (Tomas Diez) 
ベネズエラ出身のデジタルファブリケーション、都市計画の専門家。カタロニア先端建築協会 Institute for Advanced Architecture of Catalonia (IAAC)主宰、ファブラボの世界的ネットワークが運営するファブアカデミープログラムのコーディネーターで、2014年7月にバルセロナで開催される世界ファブラボ会議(FAB10)の企画・運営の中心人物。バルセロナ市のファブシティプロジェクトのメンバーで、市会のメインコンサルタントも務めている。Studio P52 (http://www.studiop52.com/)というバルセロナの 22@地区のクリエイティブスペースの共同創設者でもあり、クラウドファンディングを通じて集まった協力者とともにスマートシチズンプロジェクトを立ち上げた。

▽田中浩也氏:慶應義塾大学環境情報学部准教授
京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。東京大学生産技術研究所助手などをへて、2005年慶應義塾大学環境情報学部専任講師、08年同准教授。2010年米マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員。経済産業省未踏ソフトウェア開発支援事業・天才プログラマースーパークリエイター賞(2003)、グッドデザイン賞新領域部門など受賞多数。著書に『FABに何が可能か 「つくりながら生きる」21世紀の野生の思考』 (共著、フィルムアート社)、『FabLife ―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」』 (Make: Japan Books)など。新しいものづくりの世界的ネットワークであるファブラボの日本における発起人で、2011年に鎌倉市に「ファブラボ鎌倉」を開設した。

▽渡辺ゆうか氏:ファブラボ鎌倉
1978年神奈川県生まれ。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。卒業後、都市計画事務所、デザイン事務所を経て2010年、東アジア初のファブラボであるFabLab Kamakuraを田中浩也氏と設立。現在、鎌倉に移築再生された125年前の酒蔵を舞台に、FabLabをインフラとした「クリエイターの新たな働き方•学び方」,「伝統技術と先端技術を融合させた21世紀型のものづくり」,「デザインと素材の新たな生態系」,そしてそれらが緩やかにつながる共同体ビジネスモデル「まちぐるみ」の「ものづくり」=FabTownの実現をめざしている。

ほか

日時:3月17日(月)18:30〜21:00 終了後に懇親会
会場:さくらWORKS<関内>
参加費:2,000円(資料、ドリンク付)学生800円(予定) 別途、懇親会費
主催:ファブラボ関内/横浜コミュニティデザイン・ラボ
共催:Social Fabrication Center横浜

※ 当日、参加者の活動を紹介するための時間としてライトニングトークの時間を設けます。また、配付したい資料がある方は開場前に持ち込んでいただければ受付で配布します

※ 参加希望の方はfacebookご利用の方は以下のFBイベントページで「参加する」を押してください。メールでの申込みは info(アットマーク)yokohamalab.jpまで件名に「3/17参加希望」とお名前を書いてお送りください。

https://www.facebook.com/events/470366749729637/

 

【参考】
▽FabLab Barcelona
https://www.facebook.com/fab10barcelona
▽FAB10 (FAB LAB CONFERENCE) 2-8 JULY 2014
https://www.fab10.org/

▽第9回 世界ファブラボ代表者会議 横浜 -FAB9
https://www.facebook.com/fab9jp

▽「FabCity横浜の可能性を描く」セッション
http://fabcity.sfc.keio.ac.jp/
FAB9で生まれた社会関係資本をもとにセッションを開催。横浜の創造活動をさらに高めたい企業、NPO、団体が参加。先行するスペインバルセロナの基礎調査、横浜市の現状やデジタルファブリケーション技術進展などの検討を加えて2020年横浜の未来図を描き、市への提案を行った。

▽スマートシチズン プロジェクト
http://smartcitizen.me/
市民ひとりひとりが自らの周りの環境を測定して、そのデータをサーバに集約することで、まち全体のエネルギーの消費量や、環境の動態を「見える化」するもの。このデバイス「The Smart Citizen Kit Open Environmental Monitoring Platform」はファブラボBCNがクラウドファンディングで600万円以上の資金を調達してつくり、市民に配られた。市民がセンサーのデータを共有する能動的な参加を通して、まち全体の動きが「可視化」されれば、政府は適切な量のエネルギーを適切な場所にだけ送るなど、結果的に「スマート」な都市マネジメントが可能になる。

▽横浜市 記者発表資料
・スペイン国バルセロナ市と共に電気自動車の活用方法の検討を進めます!2013/11/14
http://www.city.yokohama.lg.jp/ondan/press/h25/131114press-2.pdf
・「スマートシティ」に関する海外都市との協力関係構築 スペイン国バルセロナ市との覚書を締結 2013/03/25
http://www.city.yokohama.lg.jp/ondan/press/h24/130325/130325press.pdf

▽その他
・経産省:「新ものづくり研究会」
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/mono_info_service.html
・総務省:「ファブ社会」の展望に関する検討会
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/fab/index.html

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<連携企画>
▽横浜市立大学COCシンポジウム 「市民がつくる環境未来都市」3月16日(日)@ヨコハマ創造都市センター

横浜市立大学では、IPCC横浜総会にあわせて、市民の参加による環境未来都市づくりをテーマとして、シンポジウムを開催します。
全体を二部構成として、第一部では「環境未来都市づくりと公民学連携」をテーマとしたトークセッションとし、柏、福岡、横浜で公民学連携を進めるアーバンデザインセンターのディレクター達をゲストとしてお招きし、環境に優しい都市づくりをすすめるにあたっての公民学連携のあり方についてトークを行います。
第二部は「バルセロナに学ぶスマートシティ」をテーマにバルセロナで行われているスマート・シティズン・プロジェクトを題材にトーマス・ディエズ氏(ファブラボバルセロナ)、バルセロナ市関係者を招聘し、バルセロナにおけるスマートシティの推進と今後の横浜市との交流の可能性について、議論を行います。
https://www.facebook.com/events/298528120294899/