【終了しました】〜228人でつくったコモンスペース運営者・藤本遼さんに聞く「参加型リノベーションとシビックプライド」〜

兵庫県尼崎市に、まちなかの古い喫茶店をリノベーションしたパブリックコモンスペース「amare」が完成しました。
こちらのスペースは、市民ら228人が参加して「みんなでつくった」場所です。
 12月3日夜、この参加型リノベーションプロジェクトを企画し、まちの「エンガワ」として場の運営を始めた藤本遼さんをお招きして、「自分たちでつくる〜DO it Ourselves」がもたらす力が、リアルな場所をどのように変えていったのか、なぜその力を生み出すことができたのかーについて、お話をうかがいます。
 1つの場をつくるために手を動かし時間をかけること、そこでつながる人、その縁がゆるやかなアクションにつながっていくとき、かつてあったよそよそしさは消え、記憶に残る「わたしの場所」に変わっていきます。
 そんな場所が、まちへの愛着のフックになる。そんなきっかけとなる場所をつくりたい方、コミュニティスペース運営に関心ある市民は横浜にもたくさんおられます。
藤本さんたちの実践、ぜひ参考にしてください。
【概要】
▽日時 12月3日 19時〜21時
▽場所 さくらWORKS<関内>右側
横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F
▽参加費 1000円 ワンドリンク付き
【尼崎amareについて】
 むかし喫茶店だった場所を、延べ228人もの市民が関わって完成させたスペース。完成図はつくらずに、今ここにいる人たちで考えながら改装しました。
「amare」という場の名前には
・尼崎をリノベーションしたい。
・「あまり」の部分こそ大切にしたい。
・amare(アマーレ)=愛するという意。愛にあふれる場所にしたい。
この3つの願いが込められています。
 つくったり、まなんだり、あそんだりしながら、たくさんの出会いが得られたり、くらしを楽しむきっかけが見つかったりする、そんな、まちの「ENGAWA」を目指しています。
【藤本遼さんプロフィール】
 1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。関西大学卒業後、まちづくりを行うNPO法人で勤務。公共施設の運営やシニア世代の地域デビュー支援、イベント企画などを手がける。
 また、仕事と並行して地元尼崎で「尼崎ENGAWA化計画」を立ち上げ、「あそび」を通じたコミュニティづくり、市民のエンパワメントを行う。代表的な企画として、市民参加型リノベーションコミュニティスペース「amare(あまり)」「あまがさき市民、みんなが先生。」をキャッチコピーに開催している大人のための勉強会「オトナテラコヤ」、市内の銭湯を活用したローカルな交流会「おふろバー」などがある。
2015年10月に独立し、現在は「いかす場をつくる、いかして場をつくる」をコンセプトに、フリーランスコミュニティエディター(場を編む人)として、関西を中心に活動している。