【終了しました】第二回 ビジネス活用のためのオープンデータセミナー「オープンデータを使ったビジネスモデル」(平成27年度横浜市経済局オープンデータ活用ビジネス化支援事業)

★本セミナーにご参加頂くには下記ページからの参加登録が必要です(先着順)
http://peatix.com/event/120326
 近年、データを活用した様々な革新が日々創出され、ビジネスにおいてデータ活用は重要な位置を占めるようになりました。政府は成長戦略の中にビッグデータ・オープンデータの活用を位置付け、これを推進するとしています。また、横浜市では2014年に「横浜市オープンデータの推進に関する指針」を発表し、全庁的にオープンデータへ取り組みをスタートしています。
 横浜市経済局では、平成 26 年度にオープンデータのニーズ調査を実施し、その結果等をふまえて、今年度は横浜市内企業のオープンデータについての認知度を高め、オープンデータを利活用できる人材を育成し、 横浜市のオープンデータを利活用したビジネスに繋げる取り組みを支援して、横浜市内経済の活性化を図ることを目的とする「オープンデータ活用ビジネス化支援事業」を実施しています。
 本事業では、企業のみなさまにオープンデータをビジネスに活用して頂くきっかけをご提供できるように、オープンデータをテーマとする勉強会・セミナーシリーズを展開していきます。「ビジネス活用のためのオープンデータセミナー」は全3回を予定しており、本分野で第一人者として活躍されている方々を講師としてお招きして、オープンデータの基礎から国内外のオープンデータ活用事例、オープンデータを使ったビジネスモデル、オープンデータを支える技術についてお話頂きます。
 本セミナーシリーズ第二回目のテーマは「オープンデータを使ったビジネスモデル」です。一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事の東富彦氏に「オープンデータビジネス〜3種類のタイプとその特徴〜」についてご講義頂きます。その後、参加者の皆さんの気付きや疑問を共有するワークショップの時間を設けた後に、東氏に加え、 関口 昌幸氏(横浜市政策局政策部政策課担当係長)、後藤真理絵氏(ヤフー株式会社)、小林 巌生氏(NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長)らを迎えてパネルディスカッションを行います。
▼概要
[開催日時] 2015年10月20日(火)18:30〜21:30(18:00開場) ※終了後に懇親会を実施
[会場] さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F) https://sakuraworks.org/institution/
[受講料] 無料
[定員] 40名
[主催] 横浜市経済局
[事務局] NPO法人横浜コミュニティ・デザイン・ラボ
[協力] Code for YOKOHAMA、 横浜オープンデータソリューション発展委員会、一般社団法人リンクデータ
▼プログラム(敬称略)
18:30〜18:45 趣旨説明・開会あいさつ
趣旨説明「オープンデータ活用ビジネス化支援事業」について
・杉浦 裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事)
開会あいさつ
・高橋 功(横浜市経済局成長産業振興課長)
18:45〜19:45 基調講演
「オープンデータビジネス〜3種類のタイプとその特徴〜」
講師:東 富彦(一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事)
19:45〜19:55 休憩
19:55〜20:55 ワークショップ
ファシリテーター:宮島真希子(NPO法人横浜コミュニティ・デザイン・ラボ)
20:55〜21:25 パネルディスカッション(30分)
・東 富彦氏(一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事)
・関口 昌幸氏(横浜市政策局政策部政策課担当係長)
・小林 巌生氏(NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長)
(他調整中)
モデレーター:下山 紗代子(一般社団法人リンクデータ代表理事)
21:25〜21:30 クロージング
・杉浦 裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ 代表理事)
※講演者・講演内容・タイムスケジュールは変更となる場合があります
【基調講演講師】
▼東 富彦(あずま とみひこ)氏
一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン 常務理事
株式会社パブリカ 代表取締役社長
国際大学GLOCOM 主幹研究員(併任)
公益財団法人福岡アジア都市研究所フェロー
大手ICT企業のシンクタンクで長年にわたって「ビッグデータ・オープンデータがもたらす次世代情報社会」の研究に従事(2015年退職)。2012年にはオープンデータの普及促進を図るオープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパンの設立に参画し、その後、企業や団体のデータ公開を促進するオープン・コーポレイツ・ジャパンを創設。自治体広報紙のオープンデータを活用した記事ネット配信サービス「マイ広報紙」(https://mykoho.jp/)を全国展開中(現在94の広報紙を掲載)。2015年にはオープンデータを活用したビジネスを専門とする株式会社パブリカを設立。2014年2月から8月まで日経ビッグデータの読者サイトで「オープンデータ - データの開放が社会や企業を変える」を連載。2013年より「日経ビッグデータ総覧」に多数の事例を執筆。近著には『データ×アイデアで勝負する人々』(日経BP社、2014年10月)などがある。
【基調講演内容】
「オープンデータビジネス〜3種類のタイプとその特徴〜」
データを公開すれば自然と活用が進みビジネスが生まれる。オープンデータを推進する際によく言われることであるが、現実にはそうなってはいない。現在、サイトを立ち上げてデータ公開している自治体は134に上り(2015/9)、数万を超えるデータが公開されている。しかし、アプリは数えるほどしかなく、ほとんどのデータは活用されていない。オープンデータを活用したビジネスには付加価値型、新価値創造型、プラットフォーム型3種類のタイプがある。それぞれのタイプによって、ビジネスに必要なデータは大きく異なる。データを公開するという初期段階から、データを活用し、さらにビジネスに生かしていく次の段階に進むためには、これら3種類のタイプの特徴を理解しておく必要がある。本講座では、それぞれのタイプについて事例に基づいて解説する。
【パネルディスカッション登壇者】
・東 富彦(あずま とみひこ)氏
・関口 昌幸(せきぐち よしゆき)氏
横浜市政策局政策部政策課担当係長
1988年横浜市入庁。横浜市の政策情報誌である調査季報や市民生活白書の編集発行に携わる。2002年以降は都市経営局にて全市の総合的な政策立案を担当し、市民協働や人口減少社会をテーマにした政策指針や長期ビジョンの作成に関与。2006年に「こども青少年局」の発足と同時に、同局の企画調整課に異動。ひきこもりやニートなど困難を抱える若者たちの自立を支援するための包括的な施策形成と事業推進を担当。2012年4月1日より現職。横浜市におけるオープンデータ推進のための官・民の体制づくりを担っている。
・後藤 真理絵(ごとう まりえ)氏
ヤフー株式会社
大学卒業後、広告代理店系制作会社を経て、通信キャリアでマーケティングリサーチ業務および、データを活用した新規事業企画に携わる。現在は、ヤフー株式会社にてアドテク周辺のマーケティングコンサルとして、ビデオ広告、DSP、DMPのデータ活用支援に従事。
・小林 巌生(こばやし いわお)氏
1977(昭和52)年 神奈川県生。
有限会社スコレックス代表取締役社長
特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長
一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地域創生推進機構委員
情報アーキテクト、デザイナー。ウェブデザイナーとして大手企業や自治体等のウェブサイト構築プロジェクトに多数参加。また、情報アーキテクトとして地域情報×ウェブをテーマに活動。横浜開港150周年Y150、市民参加都市ブランディングプロジェクト「イマジン・ヨコハマ」等、横浜に関する情報系の企画やデザインに多数参加。現在、特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ、ヨコハマ・LOD・プロジェクト、LODチャレンジ、Code for YOKHAMA等での活動を通じて、政府や自治体、公共機関のオープンデータ施策の支援も行っている。
(他登壇者調整中)
※本セミナーは「横浜市経済局 平成27年度オープンデータ活用ビジネス化支援事業」の事業の一環として開催します。ビジネス活用のためのオープンデータをテーマに、第一線で活躍するゲストを招いてセミナー・シンポジウムを展開しています。
「ビジネス活用のためのオープンデータセミナー」
▽第一回 9月18日(金) 「はじめてのオープンデータ」(終了)
▽第二回 10月20日(火)  「オープンデータを使ったビジネスモデル」
▽第三回 12月開催予定  「オープンデータを支える技術(仮)」
「成長分野×データ活用セミナー」(横浜市経済局共催)
▽第1弾 8月8日(土) 「環境・エネルギー×オープンデータ」(終了)
▽第2弾 10月30日(金) 「健康・医療×オープンデータ」
▽第3弾 12月21日(月) 「観光・MICE×オープンデータ」