7/10開催:「AIとは何か? 」集中講座:AIの歴史、基礎、技術を分かりやすく説明

 

~ モデルなきAI時代を経営者はどう前向きに生き抜くか ~

今、人工知能(AI)はまさにブームの頂点を迎えています。一方、これまで営々と会社と戦後社会を築き上げてきた経営者や勤労者は、これまでの社会モデルや価値観が通用しない時代を迎えて、これからくるであろうAI時代をどのように生き抜けばいいのか、思い悩んでいます。本講座では、中小企業経営者を対象に、AIをどう捉えたらよいか、長年AIの研究開発に取り組んできたベテラン技術者が、AIの歴史、基礎、技術の違いなどについて、分かりやすく説明します。

  • 今次のAIブームの前に、2回AIブームがあった。
  • AIと呼ばれる単一のテクノロジーはない。
  • AIには向き不向きの仕事がある。
  • 誰でもが右から左にすぐ使えるAIはない。
  • 「結局、AIは使い物にならない」ことはない。
  • 2045年には総機械知能が総人類知能を凌駕すると言われている。
  • ディープラーニングは「黒魔術」である。
  • 小中学校の先生はAIには置き換えられない。
  • 今は第4次産業革命である。
  • 日本の個人生産性は世界で22番目である。
  • IoTプラットフォームはこれまでのインフラとは構造設計が根本的に異なる。
  • BIとはベーシックインカムのことである。
  • 政府はオープンデータを積極的に進めている。
  • すべての法人組織がすでに万人に検索可能になっている。

このような事柄をすでにご承知の方は参加する必要はありません。また、すぐ処方箋が得られると期待する方も参加する必要はありません。しかし、新しい社会への不安を感じている人には是非参加していただいて、その不安を解消していただきたいと思っています。

この講座はオントロミー合同会社とNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボの共催でお送りします。

本内容は、川崎市経済労働局工業振興課ものづくり・ICT支援係向けのものに加筆したものです。

【講師紹介】

小出誠二:1980年代初頭の産業界のAIブームをきっかけに、重厚長大企業にてAI技術開発に参入。以来、エキスパートシステム開発、知能ロボット研究、エージェント研究、オントロジー開発、セマンティックウェブ研究、OWL推論エンジン開発、リンクト・オープン・データ開発に取り組んできた。最近は、自動車車内でのファミリー向けガイダンスシステム開発に取り組んでいる。
「Webをグローバルなデータ空間にする仕組みLinked Data」共訳、電子書籍「Common Lisp と 人工知能プログラミング」著者。
研究業績はhttp://researchmap.jp/seijikoide/、彼のブログはhttp://blog.livedoor.jp/s-koide/ を参照のこと。人工知能学会会員,オントロノミー合同会社代表、特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事、国立情報学研究所特任研究員、博士(情報学)

<実施概要> 
【タイトル】AIとは何か? – 経営者向け集中講座 –
【日時】  7月10日(月)19時〜21時
【会場】  さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F)
【主催】  オントロノミー合同会社
【共催】  NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
【参加申込】http://peatix.com/event/276704/view