【イベントレポート】政策デザイン勉強会vol.40 バルセロナ市のICT・スマートシティ政策を知り、デジタル時代のアーバンデザインを考える(Code for Yokohama Civic Hack Night vol.11)8月22日開催

8月22日のさくらWORKS<関内>では、政策デザイン勉強会vol.40 バルセロナ市のICT・スマートシティ政策を知り、デジタル時代のアーバンデザインを考える(Code for Yokohama Civic Hack Night vol.11)が開催されました。

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*「政策デザイン勉強会」とは
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボでは、様々な主体の連携により、地域の具体的な課題や、課題解決のための国内外の先進的な政策の情勢などを知り、未来の街の姿を広い視野でとらえ、政策決定のプロセスに市民が参加していくための仕組みや仕掛けを考えるための勉強会を不定期に開催しています。

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<概要>

今回のイベントは、まちづくり×ICTをテーマとしたワークショップ参加者であり、まちづくりが進んでいるバルセロナ市の視察やヒアリングをした3名の意見を聞く場として開催されました。

神戸市とバルセロナ市による、まちづくり×ICTをテーマとする、オープンデータのヴィジュアライズ(可視化)を通じた国際連携ワークショップ「WORLD DATA VIZ CHALLENGE 2016 @Barcelona」。
横浜市民でワークショップに参加し、バルセロナ市の政策のヒヤリングやファブラボの視察をしてきた3人から、バルセロナ市のスマートシティ・ICT政策・アーバンデザイン・観光行政の取り組みを紹介して頂き、横浜市に今後もとめられる政策のあり方を考えます。

今回は、Code for YOKOHAMAと連携し、「政策デザイン勉強会vol.40」「Civic Hack Night vol.11」として開催しました。

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<発表者プロフィール>
▽小林巌生(こばやし いわお)
有限会社スコレックス代表取締役社長/NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長/一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地域創生推進機構委員
情報アーキテクト、デザイナー。ウェブデザイナーとして大手企業や自治体等のウェブサイト構築プロジェクトに多数参加。また、情報アーキテクトとして地域情報×ウェブをテーマに活動。横浜開港150周年Y150、市民参加都市ブランディングプロジェクト「イマジン・ヨコハマ」等、横浜に関する情報系の企画やデザインに多数参加。
現在、NPO法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ、ヨコハマ・LOD・プロジェクト、LODチャレンジ、Code for YOKHAMA等での活動を通じて、政府や自治体、公共機関のオープンデータ施策の支援も行っている。戸塚区在住。
【参考】
World Data Viz Challenge 2016レポート
http://iwao.hatenablog.com/entry/2016/07/07/110829

▽下山紗代子(しもやま さよこ)
一般社団法人リンクデータ 代表理事/Linked Open Data チャレンジ Japan 実行委員長
「データの価値は組み合わせのアイディア次第で無限大」という考えのもと、オープンデータ活用支援プラットフォーム「LinkData.org」の運用や、日本最大級のオープンデータコンテスト「LODチャレンジ」の運営等、オープンデータを利用した地域情報発信の支援活動を行っている。神戸市オープンデータ推進委員等、国や自治体の委員も務める。前職は理化学研究所の研究者。保土ケ谷区在住。

▽大林勇人(おおばやし はやと)
株式会社NTTデータ経営研究所 社会システムデザインユニット シニアマネージャー
情報サービス企業にて、システム設計・開発・運用保守、新規ビジネス立ち上げを経験後、現職に至る。2008年から2年間、総務省に出向し『情報通信白書』の執筆やICT利活用ルール整備促進事業(サイバー特区)における各種実証実験の推進を担当。現在は、情報システム全般に関するコンサルティング、先端IT関連のプロデュースやマーケティングおよび調査・実証実験などに従事。
近年は、”NTT DATA Technology Foresight”の策定支援や、ARやLODといった先端ITの実践込みの研究に取り組んでいる。LOD Challenge 2013、2014、2015で3年連続受賞。横浜市内在住。
【参考】
緊急レポート:デジタル活用協創型まちづくり(Visual data oriented urban design)実現に向けた3つの原則 ~バルセロナでのワークショップ等視察を通じて(株式会社NTTデータ経営研究所)
https://www.keieiken.co.jp/monthly/2016/0701/index.html

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